投稿者:igarashi 投稿日時:2006年02月08日 水曜日 23:58:23
北海道東海大学芸術工学部くらしデザイン学科の方からご応募いただいた雪あかり作品「フローズンスカルプチャ」をご紹介いたします。
この作品は、毎年大学の授業の一環で制作しているもので、毎年違ったデザインのものが展示されているそうです。ちなみにこの写真の作品は昨年制作されたもの。
今年の作品については現在制作中!
柔らかい布への重力と寒冷な気候という自然を使って、大きくユニークな造形物を作ることに挑戦しているそうです。
どんな作品がお目見えするのか、お楽しみに!
■作品展示場所
北海道東海大学のキャンパス内中庭
※どなたでもご覧になることができます。ぜひお越しください!
■制作者のコメント
・門さんのコメント
敷地を見てイメージを作ります。今回のストリングススカルプチャーのイメージは、溜まりを作るという、最初のイメージがあったので溜まりを点在させる形を作ろうと考えました。イメージが出たところで敷地に除雪によって道を作る。そこにエンビパイプを白く塗っておいたものをイメージどうりに配置していき、そこに糸を張り場を作り出します。今回のコンセプトは敷地にもともとある場の形を目に見える状態にして見るという考えから配置を考えました。これまでに手伝いや、自分で作ったストリングカルチャーはゲートやトンネルといった動線を動かす機能だたのですが、今回は動線をその場にとどまらせる機能を与えようと考えて作りました。
・神原さんのコメント
雪がもし語りかけてくれたら・・・・・どんな声なんだろう。普段、耳には聞こえない雪の声を体感しているはずの私達。少し、雪と向き合ってみようと思います。雪の声を表現するために光を用いた今回の作品。例年になく雪が少ない今年ですがまず、雪の滑らかさを出すことから始めました。敷地の凸凹を整え平らになったら雪が降り、自然が加工してくれるのを待ち、照明をセットし、シェードを作ります。
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